中国語の通信講座どれをえらんだらいい? 講座の選び方

当ホームページでは中国語の通信講座を3つのタイプに分類しています。

それぞれに特徴があって、人によっても向き不向きなどもあります。

ここでは、3つのタイプの紹介と、どれを選んだらいいのかのアドバイスをしています。

「自主学習用通信教材」

「マンツーマンの通信講座 基礎(文法・発音)」

「マンツーマンの通信講座 フリートーク(会話中心)」

 

第一に、自主学習用通信教材

 これは、CDやDVDなどの教材をもちいて、パソコンで学習したりCDを聴きながら学習を進めるタイプの

講座です。DVDやパソコン画面に講師が出てくる場合がありますが、録画や配信の画像となりますので、

実際に生身の人間から授業を受けるわけではありません。受講期間中サポートのついているものは、

ウェブや電話にて学習上の相談など分からないことも相談できます。

自分のペースにあわせて繰り返し同じところを学習できたり、ちょっとした隙間の時間も有効活用できるの

が特徴です。内容は講座によってビジネス向けのものから、全般的なものまでと異なりますが、当ホーム

ページでご紹介している教材は入門者や初心者向けの内容から入るので、入門者でも安心して自主学習

できます。また、多くのものは受講期間が終わっても、手元に教材が残るので、後々の復習が可能です。

自分のペースで学習したい人、いそがしいので通勤・通学時など空いている時間でも学習したい

人、今までの学習法は苦手新しいメソッド(学習方法)を試したい人、即効性を求める人などに

おすすめです。

第二にマンツーマンの通信講座 基礎(文法・発音)

これは、ウェブなどを用いて画面の向こう側にいる講師から授業を受けるもので、内容は基礎(文法や発

音)が中心の講座になります。実際の人から直接授業を受けたいという方におすすめです。

マンツーマンの授業の良い点は、質問や疑問をその場で講師に尋ねることができる点にあります。一方

で、時間の制約や希望の講師と時間があわず、希望の授業が受けられないといったこともあります。

 マンツーマンの通信講座の中でもこちらは、基礎重視の授業となります。基本的にはテキストを用いて

文法や発音を学んでいきます。特に新しく中国語を学び始める方にとって、基礎は重要になります。

マンツーマンの通信講座を希望する方は、フリートーク中心の講座よりもまずは、基礎中心の講座の受講

をおすすめします。

このタイプは講師から直接教わりたい人、自主学習が得意でない人などにおすすめです。

第三に、マンツーマンの通信講座 フリートーク(会話中心)

これは、ウェブなどを用いて画面の向こう側にいる講師から授業を受けるものです。フリートークというの

は、自由な内容で講師との中国語会話の練習が主な内容という意味です。文法や発音を細かく問うという

よりも、実践として中国語の会話を楽しむというのが主な目的の講座です。

日本人にとって、中国語は発音が肝心。せっかく学習しても通じない中国語では悲しいですよね。そこで、

ある程度中国語が身についてきたときに、実践として会話の練習が重要になってきます。

フリートークの講座は、入門者がいきなりはじめるのではなく、自主学習用通信講座やマンツーマンの

通信講座 基礎で、ある程度中国語を学習した後に、実践として行うのがおすすめです。

アドバイス

マンツーマンの通信講座の場合、基礎の文法や発音を教える講座よりも、フリートークの講座の方が

格段に値段が安い傾向にあります。理由は、基礎の講座の場合、正しい文法や発音を教えるためには

講師の側にも相応の専門的な知識や技術が必要になってきます。また、テキストなどを用いたコース

となりますので、講師も事前の準備が必要になるからです。

一方、フリートークの講座の場合には、講師はネイティブであれば特に技術や資格を求められることが

少ないためと思われます。フリートークの講座の場合には、講師は副業などで行っていることも多いた

め、授業の質や発音のなまりなど講師によってかなりばらつきがでてしまいます。

フリートークの講座でも初心者から受講可能としているところもあります。しかし、上記のような理由か

らも、入門者は、まず基礎の講座でしっかりとした発音を学ぶところからはじめることをおすすめしま

す。そして、ある程度のレベルになったら実践の場として、フリートーク中心の講座をはじめるのがよい

でしょう。

なお、講座によっては、中国語を外国人に教える資格を持っている講師を在籍させていたり、大学で専

門に学んできた講師を在籍させているところもあります。講座を選ぶ場合、講師の質を知りたいときに

はそのような点にも注目するとよいと思います。

 また、自由学習用通信教材の場合についてですが、こちらの教材はどうしても声に出しての発音や

会話が不足しがちです。せっかく中国語の文章が読めるようになっても、会話が通じないのではもった

いないので、自主学習用通信教材での学習も、ある程度自信がついてきたところで、マンツーマンの通

信講座 フリートークの講座を受講することをおすすめします。自主学習用通信教材は受講期間が

2ヶ月〜4ヶ月程度と短めなものも多いので、一通り修了したらフリートークの講座を受けてみてもいい

かもしれませんね。フリートークの講座は価格も安く、気軽にネイティブとの会話を練習することができ

るので、中国語のステップアップに上手に利用してください。