中国語をはじめるにあたって(学習の注意点)

現在、漢字を使用している言語は日本語と中国語のみです。

そういった意味で他の言語を話す人に比べて、日本人の方が漢字も覚えやすいですし、中国語を有利に

身につけやすいといえます。しかし、日本人にとって一番の問題はその発音。

日本語と中国語では発音が全く違うのではじめにしっかりと発音を覚えないと、せっかく学習しても相手に

伝わらない中国語になってしまいます。そのため、日本人にとって、中国語を学ぶ上で重要なのは発音を

しっかり身につけることです。

 ちなみにこのホームページでご紹介している講座・教材の中国語は「中文(漢語)」の「普通語」です。

「中文」は一般的に中国全人口の92%以上を占める漢民族が使っている言語のこと。そのなかでも標準

語に相当する「普通語」がもっともポピュラーな中国語といえます。

 

 なお、以前四川省に行ったとき、現地のガイドさんは四川なまりと「普通語」の違いを教えてくれました。

日本も同じですが、地方にはそれぞれのお国言葉があります。なまりがひどくて同じ中国人同士でも何を

言っているのかわからない、なんていうこともあるようです。

自主学習用教材でしたら、なまりなどの心配はまずありませんので安心です。

しかし、マンツーマン通信講座(基礎の文法・発音の講座、フリートークの講座供に)の場合、講座や講師

によってレベルの差がかなり大きいこともあります。運悪くレベルの低い講師に当たってしまうと、地方のな

まりやわかりにくい授業で苦労しかねません。はじめて中国語を習う方は、ぜひとも先生の質という点に重

心をおいて講座を選ぶことをおすすめします。

講座によっては、中国語を外国人に教える中国の資格を取得している講師を在籍させていたり、大学など

で中国語を教えることを専門に学んだ講師を在籍させているところもあります。そのようなところもチェック

しながら講座を選ぶとよいと思います。